高天原を追われ旅に出た「素戔鳴尊」は、出雲国、簸の川の上流で「八岐大蛇」に襲われると嘆き悲しんでいる「足名椎」・「手名椎」の老夫婦に出会った。
今度は娘「奇稲田姫」の番に当たると「尊」に助けを求めてきた。
この願いを聞いて大蛇退治にそなえた「尊」は、周到な用意をして大蛇の出現を待った。
そこで格闘の末、見事大蛇を退治して、姫を守った。